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システムエンジニアの転職体験記(オガさん)

システムエンジニアのオガさんから転職体験記を寄稿いただきました!リクルートエージェントとDODAを利用した転職活動を経験されています。

1.転職前のシステムエンジニアの仕事内容について

私は新卒以降、IT業界一筋でキャリアを築いている男性です。転職は1度きりですので、新卒で入社した企業が転職前の職場となります。入社した会社はメーカーを親会社に持つシステム開発会社で、システムエンジニアとしての採用でした。

当時は上場しており、社員数も数千人以上のそこそこ大きな会社であり、多くの仕事を顧客からの元請けで受注出来る力がありました。私は数か月の研修期間を経て産業システム系の部署に配属されました。新人の年のみ自社内で先輩のプロジェクトをサポートする形でプログラミングや既存システムのデバッグといった仕事に従事しました。

2年目以降は常に顧客先常駐して、プロジェクトリーダ、サブリーダとしてシステム開発の仕事に従事しました。特に長かったのが半導体事業を持つ会社に常駐しての販売・在庫管理システムの開発プロジェクトでした。

最後の仕事は某生保会社に常駐しての基盤寄りのアプリケーション開発プロジェクトでしたが、後にも先にもこのプロジェクトが最も厳しい経験になりました。入社して丸9年間で転職を果たしました。転職時には特段の

役職は有していませんでしたが、5年を経過した頃からは常にプロジェクトリーダの立場を任されていました。

2.システムエンジニアの私が転職を決意した理由

私が転職を考えるようになったのは入社して丸5年が経過した頃です。私の不満は至ってシンプルで、労働時間が長く、常にストレスとプレッシャーに晒され続ける労働環境に対して一人の労働者として疑問を抱くようになったためです。

私の部署が特にその傾向が強かったのかもしれませんが、自社で社員が固まって自分達の裁量でシステム開発が出来るのではなく、常に顧客先に常駐して顧客と一緒にシステム開発を進めていくビジネスモデルでした。

休日出勤が多くなり、残業手当もカット…

顧客はお金を支払ってもらう存在のため、当然立場は弱く、現場では気を使いますし、顧客の風土や文化にはかなり合わせる必要がありました。顧客の目線は厳しいのが当然の環境の中で、自らのみでは働き方のコントロールが出来ず、長時間労働になってしまうことが多かったです。

ある年は半年間、全ての土曜日が休日出勤となり、連休が得られないという状況が続きました。常にアウェーの環境の中で社員も売上倍増計画のために、少人数で散り散りに常駐させられ、本社は社員の心身のケアに目を向けず、世間体を守るために実体の残業手当をカットしました。私の不満と怒りは蓄積されていきました。

最後のプロジェクトで顧客に土日出勤を強要され、日曜日の深夜にタクシーで帰宅し、本社にタクシー代の請求も出来ない実情を冷静に考えて、転職を決断しました。私が改善したかったのは年収や働き甲斐では無く、一労働者として健康を大切に出来て、尊厳とプライドを守って働けることの一点のみでした。

3.転職はリクルートエージェントとDODAを併用

転職活動は初めてだったため、当初どのように動いて良いか分かりませんでした。結局、ネットで情報収集するなどして、名前が知れていたリクルートエージェントのお世話になることにしました。

リクルートエージェントの良かった点は、無料で担当カウンセラーが付いて転職活動の後押しをしてくれることでした。一人ではどのような活動をして良いか分からない中で、活動の要領や足掛かりを得られました。

転職活動で苦労した点は、主に二つあります。一つは現状を改善出来ると確信が持てる転職先をなかなか見つけることが出来なかったこと、もう一つは当時の業務が忙しく、集中的に活動するだけの時間と体力を確保出来なかったことです。

リクルートエージェントの担当者は転職先の紹介はしてくれましたが、私の問題を解決してくれる企業なのか、その部分を実際に知ることは難しいようでした。

私は当時の会社に深刻な不満を持ってはいましたが、上司は高く評価してくれていたため、似たような労働環境の企業に転職することについては恐怖がありました。社員を大切にする会社なのか、そうでないのか、建前でなく実際に行動に移せている会社なのか?これが私にとって生きた情報でした。

リクルートエージェントの担当者は転職先の紹介はしてくれましたが、私の問題を解決してくれる企業なのか、実際に知ることは難しいようでした。

もう一つの苦労ですが、業務が忙しく土日も出社を強いられることが有ったため、活動に専念しきれずに苦戦しました。心身ともに疲れ切ってしまい、現状を一日でも早く脱したいのとは裏腹に、目先の仕事に対する責任に束縛されました。疲労を回復することを優先する必要があり、活動に対するモチベーションにも起伏が生じました。

転職活動を開始して半年が経過して途方に暮れかけていた頃、DODAを通じてスカウトを受けました。紹介文には休暇制度の充実と取得の奨励を大切にしているとの記述があり、社員を大切にする会社では無いかと思い、すぐに採用試験を受けることを決断しました。

休暇に関する記述を証明するかのように、土日や平日の時間外の面接は一切行っていませんでした。仕事は1日も休めない状況だったため、体調不良による通院を口実に午前9時から面接を3回受け、ご縁が有り内定を頂くことが出来ました。

結局、私が利用したサービスはリクルートエージェントとDODAのみです。

4.転職は成功!客先常駐がないので満足。

活動を振り返ってみて、私が転職を果たすことが出来たのは、転職の動機が最初から一切ぶれなかったことに尽きると思います。

年収が高い会社の紹介も受けましたが、私の求めることは適度な働き方を選択できる会社であり、心身の健康を維持できる会社でした。面接においても本音の動機を面接官にぶつけました。同時に私が貢献できるスキルについても率直にアピールしました。

転職はお見合いのようなもので、双方が納得して入社するものだと実感しました。

今の会社はユーザー系のシステム開発会社で、顧客先常駐が無く、自社ビルで社員が固まって仕事をすることが出来ます。休暇制度の充実と休暇を取り易い風土は看板に偽り無しでした。前職では理解が得られにくい休暇取得でしたが、今の会社ではむしろ奨励しています。

仕事は甘くありませんので、日々の帰りが遅くなってしまうこともあります。しかし、メリハリをつけることが出来る企業風土なので心身のストレスが大幅に下がりました。文化の違いに順応するのには随分と時間が掛かりましたし、生え抜きの同僚に肩を並べて評価されるようになるのにも時間が掛かりました。

転職先でかえって状況が悪化するというケースも少なくないとは思いますし、私も今でも日々努力し続けることは必要です。

私の転職活動は、動機となった問題を大幅に改善してくれる会社だったと改めて実感できるため、大成功だったと思います。組織が自分の働き方と根本が合わないと感じたら、一人で組織を改革するのは困難です。確たる動機を持てたならば、即座に行動に移すべきだと思います。

オガさんの体験記まとめ

・顧客に土日出勤を強要され、手当も出ない働き方がイヤだった。
・高年収よりも適度な働き方を選択できる会社を探した。
・転職時は、リクルートエージェントとDODAを併用した。
・今の会社は客先常駐もなくメリハリがあり、心身のストレスが大幅に下がった。